銀行はこんなことを審査する
住宅ローンには必ず審査があります。
審査に通るかどうか、ドキドキしたり不安に思ったりもするでしょう。
何を審査されるのかわかっていれば良いのですが、実際には審査基準は明確にはされていません。
審査を通らなかった場合でも、理由を教えてもらえないというケースが多いからです。
そんな中で、手がかりの一つになるのが国土交通省が実施している「民間住宅ローンの実態に関する調査」の
中に「融資を行う際に考慮する項目」というものがあります。
下のグラフは、住宅ローンの貸出をしている全国の1,273の金融機関が回答したものです。(平成25年度調査)
<融資を行う際に考慮する項目>
出所:国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査」(平成25年度)
調査結果を見ると、融資を行う際に考慮する項目として、完済時年齢、借入時年齢、返済負担率、年収、
勤続年数、担保評価、健康状態といった項目はほぼすべての金融機関が考慮していることがわかります。